前回の記事では、ポール・ソロモンさんとトドメノフミ(のたぶん増井りんさん)に降りた神霊が同じだった可能性について述べました。
そして「どんな方法」で人類が選別されてしまうかも・・。
だとしたら、日月神示の岡本天明さんに降りた神霊もそうかもしれない。
ポール・ソロモンさんはこんな預言をしています(傍線太字筆者、以下同)。
(中略)あの極移動は突然起こるであろう。そしてこの地域は、これら一連の変動、地殻のおよそ三度にわたる崩壊に見舞われるであろう。あの赤い惑星が接近する時、その接近につれて地殻がその方向にひきつけられる。その結果、この地域で三度の別々な気温の変化が起こり、この地域においても、またこの星の表面大半において、いかなる種類の動植物も生存することはほぼ不可能となる。
出典『地球の変動と新惑星地球』(P31~P32)
こういう話ですが、例によって「話半分」「当たるも八卦、当たらぬも八卦」の気持ちでお願いします。映画『渚にて』の人々みたいに、仮に世界が終わるとしても、私たちは決して自暴自棄にならず、それまでの日常生活をまっとうしましょう。
実際、ポール・ソロモンさんはノーベル平和賞候補にまでなった人物ですが、預言の時期に関しては、あまりに当てにならない部分も少なくない。
終末の時、何かの星が太陽系に侵入してくる?
ところで、彼は「赤い惑星」が接近して来ると言っていますね。
前回は「コホーテク彗星」と言っていました。すると、ここでいうレッドプラネットとは、もしかして「赤い彗星」という意味で使っているのかも・・。
ま、まさか、シャアが来る!
ま、シャアは来ないと思いますが・・。
ただね、真面目な話、ポール・ソロモンさんに限らず、
終末の時に、何らかの赤い星や彗星、矮星(比較的小さな太陽・準恒星のこと)などが、われわれの太陽系に侵入してきて、それがきっかけで大異変が起きる
という予言は、昔から結構あるんですね。
例の「ニビル」もそうだし、UFOコンタクティのエディ・ワタナベ氏なども似たことを言っている。ある現代の日本人も言っていますが、その話は今度にします。
日月神示も「至恩之巻 第16帖」で、こんなことを記している。
この神示は二つのことを述べていますね。
一つはわれわれの太陽がもう一つの星を従えるようになること、もう一つは同じタイミングで物質自体が何らかの変化をきたす、ということ。
つまり、太陽系の再編と同時に次元上昇が起きると予言しているようだ。
この日月神示は、あとでまた触れます。
とりあえず、ポール・ソロモンさんの預言から。
■ポール・ソロモンが具体的に描写する次元上昇の様相とは?
彼は将来、エルサレムの神殿の丘で「第三神殿」が再建されると述べている。
偶然ですが、記事執筆時(2017年7月)、イスラエルが「神殿の丘」への入り口に検問所を設置したことをきっかけとして、大暴動に発展しています。
7名が死亡し、負傷者は数百人にも上っています。しかも、すぐ近くのヨルダン川西岸地区だけでなく、世界中に飛び火しています。
エルサレム旧市街にあるこの場所は、ユダヤ教とイスラム教の両方の聖地なんですね。イスラム教徒にとっても、預言者ムハンマドが昇天した「岩のドーム」と「アルアクサ・モスク」があるので、メッカに次ぐ聖地の一つ。
検問所の設置程度でこの大暴動。
もし「第三神殿」なんか建てたら、全イスラム教徒が発狂してイスラエルと戦争を始めるではないでしょうか。
しかも、この「第三神殿」再建は今のネタニヤフ政権の事実上の公約なんですね。だから、第三神殿の再建は将来的に十分考えられます。
そして、「イエス預言」からすると、この時に大戦争になり、しかもエルサレムがいったん異教徒に占領されると、予想することもできる。
この辺は私の著書『神々の予定表 アジェンダ』に詳しく書いていますので、よかったらどうぞ。
ポール・ソロモンさんがユニークなのは、これをキッカケとして「この惑星上でかつて無き流血」へと発展し、いわゆる次元上昇が近づいた証としていることです。
人間存在は三つの要素によって構成されているそうです。
魂の構成を成す根源体、いわゆる霊界に属する霊体、そして現界の肉体です。ポール・ソロモンさんはおそらく「霊体と肉体の区別がなくなる」と言っている。
以下の預言は、前回の記事で紹介した内容とも被ってきます。惑星だか彗星だかが接近してきて、何らかの「光」(電磁波)を放つ。
それが地球の軸と人間の背骨の軸の両方に、すごい影響を与える。
(以上、出典『地球の変動と新惑星地球』P120、P 121より)
この「光」を“飲み干す”ことができれば(つまりクンダリニの急激な上昇に適応できれば)、人はキリスト意識へと達することができる。
逆にいえば、その通過儀式は精神性の低い人を破壊してしまう・・。
■日月神示とトドメノフミの描写する次元上昇
このポール・ソロモンさん(に降りた神霊)と非常に似たことを言っているのが、日月神示とトドメノフミなんですね(*太字筆者)。
次は、日月神示の中で、いわゆる次元上昇を預言したものとして有名です。
(以上、岡本天明著『太神の布告』より)
つまり、ポール・ソロモンさんが「肉と霊との間には違いが見られなくなる」と言っていることを、日月神示は「半霊半物質の世界に移行する」というふうに表現しているわけです。
トドメノフミもまた、この世界が何か原子レベルで変化する事態を告げている。中でもとりわけ、われわれが呼吸する「空気」に焦点を当てています。
「異変が天に起こる時、大地に異変起こるなり」といいます。
いかがですか。
つまり、空気が原子レベルで変質してしまい、それが吸えるか吸えないかが「魂の洗濯できたか否かの選択」になると言っているわけです。
繰り返しますが、今は「話半分」でお願いします。参考程度ということで。
スピリチュアル系では、やたらとこの次元上昇にこだわる向きもありますが、私はそんなことは気にしても仕方がないと思っています。
とくにこの種の自己啓発だか、セミナーだかには、参加しないほうがいいと思います。とくに多額のお金をとるところは避けるべきです。
大事なのは、将来にどれほどの天変地異が来ようが、人類が大選別されようが、日々の日常と向き合って懸命に生きることではないでしょうか。
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