みなさん、こんにちは。
今回は「長期断水期間における最良の飲料水確保術」というテーマに基づく記事です。
そうでなければ、私たちが日常的に使用している公共の水道システムが一番優れていることは言うまでもありません。
つまり「それが何らかの理由で停止又破壊された時の代替システムとしてもっとも優れているものは何か?」という趣旨ですね。
人間の生存にとって飲み水の確保は喫緊の課題です。
田舎に住んでいて、近郊に豊富な「湧き水」が出るという人は、一番幸運です。
昔から自宅に井戸があるという人も、相当恵まれたほうでしょう。
しかし、そういう人は稀であるから、上記のリスクに備えている人は、自宅の敷地に新規に井戸を掘ったり、中には「沢」の近くに住むという人もいる。
私個人は沢のそばに住んでいるため、非常時の水には困りません。
ただ、これはこれで大変です。YouTubeを見ると、井戸掘りを自力でやったツワモノもいますが、一般的には業者に頼みます。しかし、どこまで掘れば出てくるかは分からないし、出てきたとしても必ずしも飲料に適しているとは限らない。
家庭用の製水機の時代がやってきた
そこで私としては「電力式の飲料水製造機」と「太陽光発電・蓄電池」の組み合わせをお勧めします。
約5年前の記事でも紹介したことがありますが、今の時代だからこそ、改めてこのような機械があるということを強調しておきたいです。
それが「IZUMIせせらぎ」です。
これは除湿器と同じ原理によるウォーターサーバーです。
メーカー側の説明によると、一日で2~8ℓの清浄な水を製造できる。製水量に幅があるのは、やはり年間を通して湿度に違いがあるためです。
「私たちが生活している『大気中の空気』から水を生成するので、カルキや不純物も含まれていません。従来のウォーターサーバーのように、水を入れる必要も宅配で届いた重い水も運ぶ必要もなし。空気から水が生成されるので必要な物は電気だけ。水は買う時代から作る時代へ。」
という触れ込みです。
気になる価格は税込み23万9800円(*記事掲載時)。
別途必要なのが、年一回要交換のフィルター7700円と、三カ月に一回要交換の抗菌剤四個入り(つまり一年分)のセット6600円。
つまり、機器維持費として年間で1万4300円が必要。
あとは電気代だけです。
約24万円の価格は、水道代と比較すればむろん高価ですが、飲料用としてミネラルウォーターのペットボトルを常時購入のケースと比べれば、経済的かもしれません。
私が感心するのは、機器が大変コンパクトで、しかも縦長式だから、家の中で場所を取らないことですね。
サバイバル時に真価を発揮する「太陽光発電・蓄電池」のシステム
で、私が勧めるのは、この飲料水製造機を日常使いながら、災害時・断水時には「ポータブル電源システム」にコネクトすることです。
それがこちら↓。
「Jackery 1500+太陽光パネル4枚」セット。
容量は1500 Wh強で、太陽光パネル4枚とのセット。
価格は30万6900円。ただし、よく値引きをやっています。
このポタ電セットは、ジャックリ製品の中で、もっとも高価なモノの一つです。
なお、ジャックリに限らず、ポタ電源は、今ではメーカーも種類も多い。
ジャックリの製品は、もっとも安いもので5万円を少し切るくらいだが、上記のテーマからすると、そのような容量の小さいものはあまり役に立ちません。
災害用としてもっとも重要な要素の一つは「容量」であり、数百ワット程度だと、おそらく車中泊くらいにしか使えない。
家庭用需要を賄うためには、最低1kwh以上ないと、ほとんど役に立ちません。
例えば、6~8帖用のエアコンの消費電力は、だいたい500W前後です。
だから1時間使えば500wh、2時間使えば1kwhの電力を消費する。
ちなみに、「IZUMIせせらぎ」の消費電力は300W。
そう考えると、上の「Jackery 1500+太陽光パネル4枚」セットでも、家庭用の発電量・蓄電量としては決して十分ではないことが分かります。
理想を言えば、これを2セット以上そろえることが望ましい。
仮にこれだけで家庭用の電力需要をすべて賄えるという人がいたら、是非とも購入をお勧めします。オフグリッドにすれば、当初の30万円強の導入コストは、例年の3~4年分の電気代で回収できるため、あとはシステムが壊れるまでの(おそらく10~15年)間は「電気代タダ」の生活が満喫できるでしょう。
ちなみに、現在、電力会社の小売価格は、1kwhあたりだいたい20円台半ばくらい。
ジャックリに限らず、この種のポータブル電源において非常に感心するのは「電気関係の素人でも大変使いやすい」ということです。
通常の蓄電池とパワーコンディショナーが関わるシステムだと、配線も複雑になり、素人だと組み立てるのが中々難しい。
私の偏見を言うと、特に女性は電気関係に非常に弱い。
だから、普通のバッテリーよりも、ポータブル電源のほうがはるかにお勧めです。
なにしろ、パワコン内蔵の上、蓄電量と消費量がワット数で表示されて一目瞭然。
そして、インプットとアウトプットが一枚のパネルでまとまっていて、家庭用電化製品のコンセントやUSBコネクトがそのまま使える。
私の記憶する限り、この種の製品はほんの十年くらい前に、技術革新の結果として出てきたもので、それ以前には無かったはずです。
しかも、野外用としてはむろん、一軒家だけでなく、マンションでも使える。
このことが都会生活者にとって持つ意義は大変大きい。
例えば、布団を干すようにしてベランダに固定設置する。
又はホームセンターの金具・材料を自分なりに加工して、太陽光線がより直射化する角度で設置してみるのもいいかもしれません。
これと「IZUMIせせらぎ」を組み合わせる。
すると、「タワマン難民」になっても、飲料水だけは自給できる可能性がある。
さて、「IZUMIせせらぎ」が税込み23万9800円。
「Jackery 1500+太陽光パネル4枚」セットが30万6900円。ただし、2~3割の値引きは常時やっているので、実質20数万円で買えるケースが大半。
すると、システムの総価格はだいたい「50万円」くらいです。
それで災害時もその辺のコンビニで買ってくるミネラルウォーターと同レベルの飲料水がとりあえず確保できるわけです。
井戸を掘るよりはいいかもしれません。
誤解のないよう念を押しておきますが、これはあくまで「飲料水・浄水」を供給するものであって、「生活用水」までをも賄うものではありません。
そう考えると、飲料水と生活用水の両方を安く豊富に提供している日本の公共水道システムがいかに優れているかが分かりますが、逆にそれが停止又破壊された災害時は、即生存の問題ですから、「経済的にペイするか否か」は二次問題であるとも言えます。
命に値段を付けられないことを思えば、「電力式の飲料水製造機」と「太陽光発電・蓄電池」の組み合わせは決して高くないのではないでしょうか。
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