エネルギー問題 水素エネルギー社会は夢で終わる(その1)――燃料電池車への疑問 メタン文明と紛らわしいものに、「水素文明」「ガス体文明」「気体エネルギー文明」などというものがある。最初のは文字通り「水素主体」の文明であり、後の二つも「水素+天然ガス」を意味している。共通しているのはエネルギー源として水素をメインに持って... 2016.08.04 エネルギー問題政策・戦略
エネルギー問題 メタン文明「6つのメリット」まとめ――なぜメタン文明シフトが日本を救うのか これまでメタン文明のメリットについて長々と述べてきたが、ここらでそれを簡単にまとめてみたい。 第一:資源量が豊富であり、枯渇について当面は心配する必要がない 天然ガスの可採埋蔵量は数百年、将来は一千年 これはメタン文明の最大のアドバンテー... 2016.08.02 エネルギー問題政策・戦略文明論・環境問題
エネルギー問題 天然ガスは石油以上の万能エネルギーである メタン文明 第5のメリット 石油に対する代替適格性を判断する基準の一つが「汎用性」だ。なぜなら、石油は現実に社会の全消費部門のエネルギーを担っているからである。こんなエネルギー源は他には存在しない。現時点で石油に取って代わるには、ある程度の... 2016.08.02 エネルギー問題政策・戦略文明論・環境問題石油関連
エネルギー問題 メタン文明への移行で日本のエネルギー自給率が大幅にアップする メタン文明 第3のメリット 天然ガスの資源量は十分にあり、かつメタン文明へのシフトでエネルギー安保が著しく向上することは分かった。だが、海外に供給を依存している事実には代わりない。ロシアとの関係もあるが、そういった現実はどこかわれわれに不安... 2016.08.02 エネルギー問題文明論・環境問題
エネルギー問題 天然ガスの可採埋蔵量は数百年、将来は一千年 メタン文明 第1のメリット 来たる「メタン文明」において、もっとも重要な点からはっきりさせよう。 果たして、天然ガスの埋蔵量はどれくらいあるのだろうか。参考にまでに、現在の日本の年間LNG輸入量が約7200万トンであり、ほぼ1千億㎥にあたる... 2016.08.02 エネルギー問題文明論・環境問題
エネルギー問題 次の文明は「メタン文明」である(後半) 国産バイオ燃料で自動車需要を賄うことは難しい ここで、バイオ燃料の将来像について見通しておきたい。 この分野では海外が圧倒的に先行している。ブラジルからバイオ燃料を輸入する話もあるが、それでは中東から石油を輸入するよりはマシという程度でしか... 2016.08.01 エネルギー問題政策・戦略文明論・環境問題石油関連
エネルギー問題 なぜ石油に代わる最有力候補は天然ガスなのか?(前半) エネルギー資源は、価格が安く、供給が安定している限りは、別に自給にこだわる必要はない。しかし、その二つの要素が揺らげば、自給できない国にとってたちまちカントリーリスクと化す。石油はその二つの点でよもや欠格化しつつあるエネルギー資源だ(安定供... 2016.08.01 エネルギー問題文明論・環境問題
エネルギー問題 なぜ石油に代わる最有力候補は天然ガスなのか?(後半) なぜ原子力だけ先に限界に達したか? ところがである。よくよく見ると、両者の増え方には明らかな差異がある。実はここが重要だ。天然ガスの供給は毎年のように拡大し、1%から20%まで極めて順調に増えている。対して、原子力は98年に13・7%の最高... 2016.08.01 エネルギー問題文明論・環境問題
エネルギー問題 ガスパイプラインで日ロは「ウィンウィンの関係」になるか ロシアの爆撃機が日本を周回した後で、あえて主張する。「日本はロシアとの間に天然ガスのパイプラインを敷設すべし」と。 ロシアの天然ガスの可採埋蔵量は世界一の48兆㎥だ。未発見や非在来型ガスも含めれば、将来的に百兆㎥を超えても不思議ではない。宗... 2016.07.29 エネルギー問題ロシア