エネルギー問題 電力消費者に回される20兆円の請求書 以下は資源エネルギー庁がリリースしている平成25年5月末時点の再生可能エネルギー発電設備の導入状況である。 「太陽光(非住宅)」という項に着目してほしい。2011年度以前は累計でも約90万kWの設備容量に過ぎなかった。それが翌年に通称FIT... 2016.08.10 エネルギー問題政策・戦略
エネルギー問題 自然エネルギーの次が原子力である!?(前半) 以下は、世間の常識からすればかなり風変わりな主張かもしれない。 あまり賛成反対と熱くならないで、世の中にはこんな奇妙な考え方をする変わった者がいるのか、というやや引いた視線(?)で読んでもらえれば幸いである。 原発か、自然エネルギーか、とい... 2016.08.06 エネルギー問題文明論・環境問題
エネルギー問題 真の電力改革と自然エネルギー普及策――FITとは異なる日本オリジナル方式の提案(後半) 町村は自らリサーチし、電力自立せよ 結局、その地域にとって最適の発電方法を見出すにはどうしたらよいか。それは地元の人々が自ら整備に関わることである。中央官僚が一律に指示し、押し付ける行為は有害だ。地方の役人の中には優秀な人たちも多い。霞ヶ関... 2016.08.06 エネルギー問題政策・戦略
エネルギー問題 真の電力改革と自然エネルギー普及策――FITとは異なる日本オリジナル方式の提案(前半) エネルギーの自立なくして、真の自由も独立もない。市場リスクを伴う枯渇性のエネルギー資源に依存した今日の“安定供給”は、決して永続しない。持続可能なシステムへの移行は時代の希求であると同時に、“持たざる国”にとっては生存の問題ですらある。 そ... 2016.08.06 エネルギー問題政策・戦略
エネルギー問題 洋上発電という日本の切り札(後半) 洋上風力も同時に活用すべし しかも、洋上は海流だけでなく、比較的、風況がよいことも分かっている。 一般に、風車は大型のものほど、出力も採算性も高い。だが、大型化するほど設置場所を選ぶ。ここがジレンマだ。近年、風音公害が問題化し、社会的条件が... 2016.08.06 エネルギー問題政策・戦略
エネルギー問題 まだ早すぎるメガソーラー事業はいったん白紙撤回にすべき 仮に孫正義氏とソフトバンクが本気を出してしまい、日本全国に3億kWものメガソーラーを作り上げてしまったとしよう。総工費150兆円、年間発電量はかつて原発が生み出していたのと同じ3千億kWhだ。ところが、地熱だと30兆円の建設費ですむことが分... 2016.08.05 エネルギー問題政策・戦略
エネルギー問題 原発の代わりが務まる自然エネルギーは今のところ地熱だけ メガソーラーの建設費は、出力1万kWあたり50億円前後である。対して、地熱発電所だと6~70億円もかかる。しかし、太陽光の稼働率は年間12%程度だが、地熱なら80%前後だ。よって、同じ出力でも、地熱は太陽光より6~7倍も多く発電できる。 こ... 2016.08.04 エネルギー問題政策・戦略