最終エネルギー消費

アジア

なぜ中台戦争が勃発すれば国内の生産と流通は全面停止するのか!?

日本には固有の「危うさ」がある。一言で言うなら、日本経済は「化石燃料上の楼閣」である。しかも、他の先進諸国に見られないほど極端に外国のエネルギー地下資源に依存している。北米・EU(内で融通し合える国々)・オーストラリアとは訳が違うのである。...
EV関連

なぜ日本はEVの普及を急ぐべきなのか(その1)――持続可能なエネルギーシステムへの道筋

(再掲時付記:長いので、最初に結論を掲げておきます。自動車のEV化なくして脱石油も、脱化石エネルギーも、持続可能な新文明への移行もない。以上です。では以下の行から始まります)一連の記事では、最初に大きな戦略部分を描写してから、次にその手段と...
エネルギー問題

エネルギー専門家と専門機関の過ちを見抜く

私は折にふれ日本のエネルギー消費量が4兆kWhもあり、そのうち電力枠が1兆kWh、化石エネルギー枠が3兆kWhと説明してきた。むろん、1兆kWhの電力においても、原発事故前は火力(化石エネルギー)が6割を支えており、今現在は限りなく9割に近...
エネルギー問題

ガス文明化で大幅な省エネが実現する

メタン文明 第4のメリット日本のエネルギーの需給現状や構造から推察するに、エネルギー源を石油から天然ガスに切り替え、かつその天然ガスの利用技術を洗練させることによって、最終的に原発150基分の年間発電量に匹敵する省エネを達成することができる...
エネルギー問題

次の文明は「メタン文明」である(前半)

これまで、自然エネルギー、原子力、天然ガス、石炭などを比較検討して、「石油に代わって次のエネルギーの主役が務まるのは天然ガス以外にありえない」という話をした。石油は人類が使用するエネルギーの中で最大比率を占めるだけでなく、消費の全部門にまた...
エネルギー問題

なぜ石油に代わる最有力候補は天然ガスなのか?(前半)

エネルギー資源は、価格が安く、供給が安定している限りは、別に自給にこだわる必要はない。しかし、その二つの要素が揺らげば、自給できない国にとってたちまちカントリーリスクと化す。石油はその二つの点でよもや欠格化しつつあるエネルギー資源だ(安定供...