エネルギー問題 すでに一部が半植民地状態の日本の電力市場 2013年4月6日(土)の日経新聞にこんな記事があった。韓国中堅財閥で太陽電池の生産・販売を手掛けるハンファグループは日本で再生可能エネルギーの売電事業に参入する。年内に総出力10万kWの太陽光発電所を建設する方針。総投資額は300億円程度... 2016.08.10 エネルギー問題政策・戦略
エネルギー問題 送電線のない未来へ――脱グリッドという方向性 自然エネルギー財団を率いる孫正義氏と、師匠筋にあたる環境エネルギー政策研究所所長・現総合資源エネルギー調査会委員の飯田哲也氏が唱えているのが「スーパーグリッド構想」である。これは日本を含めアジア各国を大容量の高圧送電線で連結し、互いに電力を... 2016.08.06 エネルギー問題政策・戦略文明論・環境問題
エネルギー問題 まだ早すぎるメガソーラー事業はいったん白紙撤回にすべき 仮に孫正義氏とソフトバンクが本気を出してしまい、日本全国に3億kWものメガソーラーを作り上げてしまったとしよう。総工費150兆円、年間発電量はかつて原発が生み出していたのと同じ3千億kWhだ。ところが、地熱だと30兆円の建設費ですむことが分... 2016.08.05 エネルギー問題政策・戦略
エネルギー問題 今のメガソーラーは“メガ負債”となる 前回、『自然エネルギーへの幻想を助長する「原発何基分」という表現』という記事を書いたところ、筑波大学の田代克様から以下のようなご指摘がありました。現在原発が止まって問題になっているのは夏のピークに電力不足になり停電を引き起こすことです。夏の... 2016.08.04 エネルギー問題政策・戦略
エネルギー問題 自然エネルギーへの幻想を助長する「原発何基分」という表現 先日、日本経済新聞を見たら、一面に「太陽光発電、原発6基分に」というインデックスがあり、そんな馬鹿なと思いながら他面の本記事のほうを開いてみたら、こんなことが書いてあった。「太陽光発電の国内導入量が年内に500万キロワットを超え、600万キ... 2016.08.04 エネルギー問題
エネルギー問題 エネルギー専門家と専門機関の過ちを見抜く 私は折にふれ日本のエネルギー消費量が4兆kWhもあり、そのうち電力枠が1兆kWh、化石エネルギー枠が3兆kWhと説明してきた。むろん、1兆kWhの電力においても、原発事故前は火力(化石エネルギー)が6割を支えており、今現在は限りなく9割に近... 2016.08.02 エネルギー問題政策・戦略
エネルギー問題 孫正義氏の「電田プロジェクト」は本当に駄目なのか?(前半・擁護編) 昨年、ソフトバンク孫正義社長は、耕作放棄地などにメガソーラーを建設し、電力需要の数割を賄うとする「電田プロジェクト」をぶち上げ、賛否両論を巻き起こした。当時の管総理の熱意もあって、8月には太陽光・風力・小規模水力・地熱・バイオマスによる発電... 2016.07.31 エネルギー問題
エネルギー問題 孫正義氏の「電田プロジェクト」は本当に駄目なのか?(後半・批判編) このプロジェクトの、あるいはメガソーラーの、いったい何が駄目なのか? 以下から挙げていく批判は、前半で述べたメリットを覆すものである。よって、結果的に「持ち上げておいて、落す」形になるが、それは決して実現不可能との烙印を押すことが目的ではな... 2016.07.31 エネルギー問題