EV関連 なぜ日本はEVの普及を急ぐべきなのか(その1)――持続可能なエネルギーシステムへの道筋 (再掲時付記:長いので、最初に結論を掲げておきます。自動車のEV化なくして脱石油も、脱化石エネルギーも、持続可能な新文明への移行もない。以上です。では以下の行から始まります)一連の記事では、最初に大きな戦略部分を描写してから、次にその手段と... 2016.08.06 EV関連エネルギー問題政策・戦略文明論・環境問題
エネルギー問題 自然エネルギーの次が原子力である!?(後半) 結局「今の原子力」ではガスと自然エネルギーに勝てないこのように、郊外はそれぞれ電力自立させ、地元産の自然エネルギーを使った地産地消システムに移行したほうが合理的である。では、都市部用の電源としてはどうか。経済性の基準でいえば、今のところ原発... 2016.08.06 エネルギー問題文明論・環境問題
エネルギー問題 自然エネルギーの次が原子力である!?(前半) 以下は、世間の常識からすればかなり風変わりな主張かもしれない。あまり賛成反対と熱くならないで、世の中にはこんな奇妙な考え方をする変わった者がいるのか、というやや引いた視線(?)で読んでもらえれば幸いである。原発か、自然エネルギーか、という二... 2016.08.06 エネルギー問題文明論・環境問題
エネルギー問題 真の電力改革と自然エネルギー普及策――FITとは異なる日本オリジナル方式の提案(後半) 町村は自らリサーチし、電力自立せよ結局、その地域にとって最適の発電方法を見出すにはどうしたらよいか。それは地元の人々が自ら整備に関わることである。中央官僚が一律に指示し、押し付ける行為は有害だ。地方の役人の中には優秀な人たちも多い。霞ヶ関が... 2016.08.06 エネルギー問題政策・戦略
エネルギー問題 洋上発電という日本の切り札(後半) 洋上風力も同時に活用すべししかも、洋上は海流だけでなく、比較的、風況がよいことも分かっている。一般に、風車は大型のものほど、出力も採算性も高い。だが、大型化するほど設置場所を選ぶ。ここがジレンマだ。近年、風音公害が問題化し、社会的条件がより... 2016.08.06 エネルギー問題政策・戦略
エネルギー問題 洋上発電という日本の切り札(前半) 自然エネルギーを「ポテンシャル・技術的・経済的・社会的条件」等の基準で個別に精査し、その長所・短所を把握し、かつ日本の自然環境と照らし合わせてみると、発電量における自然エネ比を増やしていくためにもっとも効果的な道筋が見えてくる。それは第一に... 2016.08.06 エネルギー問題政策・戦略
エネルギー問題 「光の可採化」によってエネルギー問題は終焉する(後半) そもそも「可採化」とは何か? 「現在の技術的経済的条件下で、ある資源の採掘が可能になった」という意味である。一言でいうなら「今ある手段でペイするようになった」ということだ。たとえば、北海道の地下1万mのところに巨大油田が見つかったとしよう。... 2016.08.05 エネルギー問題政策・戦略文明論・環境問題
エネルギー問題 「光の可採化」によってエネルギー問題は終焉する(前半) 1954年、光を電気に変える驚異的な技術がアメリカのベル研究所で発明された。太陽電池の誕生である。これによって「光」が「エネルギー資源」の一つに加わった。太陽という宇宙規模の原子力を利用した二次発電が可能になったのだ。この単純な事実は、人類... 2016.08.05 エネルギー問題政策・戦略
エネルギー問題 水素エネルギー社会は夢で終わる(その3)――R水素はコンセプト倒れとなる 水素エネルギー論者の中には、水素こそ持続可能なエネルギーシステムの核となりうると考える人が少なくない。水素は地球圏にほとんど存在しないが、原料が水であるため、無尽蔵に存在するに等しい。しかも、直接燃やしても、燃料電池に投入しても、どちらにし... 2016.08.04 エネルギー問題政策・戦略
エネルギー問題 エネルギー専門家と専門機関の過ちを見抜く 私は折にふれ日本のエネルギー消費量が4兆kWhもあり、そのうち電力枠が1兆kWh、化石エネルギー枠が3兆kWhと説明してきた。むろん、1兆kWhの電力においても、原発事故前は火力(化石エネルギー)が6割を支えており、今現在は限りなく9割に近... 2016.08.02 エネルギー問題政策・戦略
エネルギー問題 豪雪の資源化 昨日2月1日のNHKニュースでは、日本海の猛吹雪が報じられていました。私も初めて知ったのですが、さる豪雪地域では「雪捨て場」というものがあり、次々とやって来るトラックによって築かれた巨大な捨て雪の山が映し出されていました。これを見て、つい、... 2016.08.01 エネルギー問題文明論・環境問題
エネルギー問題 なぜ石油に代わる最有力候補は天然ガスなのか?(前半) エネルギー資源は、価格が安く、供給が安定している限りは、別に自給にこだわる必要はない。しかし、その二つの要素が揺らげば、自給できない国にとってたちまちカントリーリスクと化す。石油はその二つの点でよもや欠格化しつつあるエネルギー資源だ(安定供... 2016.08.01 エネルギー問題文明論・環境問題
エネルギー問題 孫正義氏の「電田プロジェクト」は本当に駄目なのか?(前半・擁護編) 昨年、ソフトバンク孫正義社長は、耕作放棄地などにメガソーラーを建設し、電力需要の数割を賄うとする「電田プロジェクト」をぶち上げ、賛否両論を巻き起こした。当時の管総理の熱意もあって、8月には太陽光・風力・小規模水力・地熱・バイオマスによる発電... 2016.07.31 エネルギー問題
エネルギー問題 孫正義氏の「電田プロジェクト」は本当に駄目なのか?(後半・批判編) このプロジェクトの、あるいはメガソーラーの、いったい何が駄目なのか? 以下から挙げていく批判は、前半で述べたメリットを覆すものである。よって、結果的に「持ち上げておいて、落す」形になるが、それは決して実現不可能との烙印を押すことが目的ではな... 2016.07.31 エネルギー問題