禁断の「エノク書」が描写するノアの洪水前の異常な世界【超古代文明】

超古代




みなさん、こんにちは。

前回は各地に残る洪水伝説を紹介しました。

ギリシアからインドまで、原型が同じと思われる伝説が残っているということは、共通の記憶があるからだと思われます。

 

当然、地球的な大洪水の前には、それによって滅びた「先史文明」がありました。

オカルト的には「第三の世界」ですね。

ノアの洪水後に誕生した今の「第四の世界」もまた終わりに近づいていることが、2500年前のエズラ予言によってすでに示されています。

 

驚くべきことに、エズラにそれを知らせた天使ウリエルですが、その約1万年前、「第三の世界」末期にも、人間の前に現れているんですね。

ノアの曽祖父にあたるエノクの頃から、将来の世界の滅亡を告知します。

おそらく、大天使レベルだと、時間超越者なんでしょうね。

このエノクもまた、天使ウリエルから、教えられたり、幻を見せられたりしています。この辺は預言者エズラと、とてもよく似ています。



禁断の書「エノク書」とは何か?

さて、今現在、「審判の日」の到来が噂に上りますが、実は「第三の世界」末期も同じでした。当時も預言を信じない人々が大半でしたが、本当に大洪水が来て、本当に世界が終わってしまった、というオチですね。

その末期の様子を伝えるのが「エノク書」です。

「エノク書」は一般の聖書には載ってません。「偽典」といって、正式な聖書文献として認められたことはないです。

ただし、エチオピア・キリスト教では正典扱いです。

つまり会派によっては正典です。

普通の聖書内でも「エノク書」への言及自体はあります。

エノクは「学者」とか「義人」とも称されますが、要は、前回の終末の時に、神から選ばれた預言者です。

簡単に家系を示すと、「エノク→メトセラ→ラメク(レメク)→ノア」となります。神はエノクの時代から、将来の警告を発するようになります。

 

聖書の創世記には、ノアの洪水のことが書かれていますけど、分量も数ページくらいで、はしょった、寓話的とも思える内容です。

ところが、「エノク書」は逆に、妙に具体的で、とても寓話とか伝聞というふうには思えないんですね。はっきり言えば、「創作でここまで書けるかな?」と思えるわけで、何らかの記録を元にしている印象です。

エノク書は次のような冒頭から始まります。

「すべての悪人、不敬虔の者が追放される艱難の日に居合わせるべく定められている選ばれた者たちと、義しい者たちとを祝福したエノクの祝福の言葉。(略)

これはみ使いたちがわたしに見せてくれたものであり、またわたしは彼らから何もかもいっさい聞かされた。わたしは、自分が見たものを理解することができた。

それはこの(今の)時代にかかわるものではなく、来るべき遠い先の時代にかかわるものである。

(略)永遠の神がその住まいから出てこられる。

(略)高い山々は驚愕し、高い丘は(崩れて)低くなり、炎に(溶ける)蜜蝋のように溶け去る。大地は陥没し、地上のものはすべからく滅び、すべての人に対する審判が行われる。

しかし、(神は)義人たちとだけは和らぎ、選ばれた者たちは護り、彼らには慈悲を垂れ、彼らはみな神に属する者となり、繁栄し、恵まれ、神の光を浴びることであろう」

「第四の世界」末期たる今でも似た警告が発せられていますが、それは「前の世界」末期でも同じだったんですね。

実際のカタストロフィが訪れたのは、遠い先の時代、すなわち曾孫のノアの時代です。

エノクは預言を授かるだけでなく、幻を見せられ、み使いのガイドで、天上界・地上界・地下界をあちこち見て回ります。

余談ですが、出口王仁三郎が霊的に覚醒するきっかけとなった高熊山での修行がありますが、このエノクのエピソードと似ています。

そして、現代は出口王仁三郎の曾孫の時代に入っています。

想定外の巨人の誕生と彼らによる爆食

前回紹介しましたが、「創世記」はこう記しています。

「さて、地上に人が増え始め、娘たちが生まれた。神の子らは、人の娘たちが美しいのを見て、おのおの選んだ者を妻にした。(略)当時もその後も、地上にはネフィリムがいた。これは、神の子らが人の娘たちのところに入って産ませた者であり、大昔の名高い英雄たちであった。」

「創世記」だと、これで終わりなんですが、エノク書だともっと詳しく書かれています。これはもともと禁じられた行為で、シェミハザというみ使いの扇動で、合計「200人のみ使い」が禁忌に参加しました。

み使いとは、天使のことですね。

どうやら、僻地にいた集団が、本部の目が届かないのをいいことに、「赤信号みんなで渡れば怖くない」的に全員で申し合わせてルールを破った、みたいなニュアンスです。

ま、歴史ではよくある話です。

例えば、日本の関東軍。あるいは、フランスのアルジェリア駐留軍。

現地組の筆頭はシェミハザですが、他にもアザゼルなどの主犯格が何名かいます。

彼らは「人の子の女性」と関係を持ちました。美人だからと、フラフラと行ってしまったんですね。

しかも、その際、知識・学問・技術なども伝授しました。

たとえば、天文学、占星術、各種の金属製品の製法、染料、医療、等々。

で、この女たちが、何かの遺伝的なトラブルなのか、巨人を次々と生んでいきます。

天使たち自身、ある程度の巨人族だったようですが、エノク書には「背丈がいずれも3千キュビットというとてつもない巨人を生んだ」と書いてあります。

これだと(定説的数え方だと)身長1・3キロくらいになるので、いくらなんでも大げさかと思いますけど、とにかく「進撃の巨人」に出てくるような巨人に育ってしまいます。

もしかして私たちの遠い先祖の記憶が同じ終末の繰り返しが来たために思い出されたのでしょうか?
とかなんとか。

当然、食糧の問題が生じます。

「彼らは人間の労苦の実を食い尽くしてしまい、人間はもはや彼らを養うことができなくなってしまった。そこで巨人たちは人間を食わんものと彼ら(人間)に目をむけた。彼らは鳥や獣、(地を)這う生き物や魚に対して罪を犯し、互いの肉をくらいあい、血をすすりはじめた。

ということが書いてあるので、「エノク書」がいかに怪書か分かります(笑)。

「前の世界」が滅びた理由

というわけで、地上は大惨事になりました。

やがて、本部も異変に気づきます。

どうやら私たちがよく知っている四大天使は「中央から派遣された上官」なんですね。

「そのとき、ミカエル、ガブリエル、ウリエル、ラファエルが空から見下ろすと、おびただしい血が地上に流され、ありとあらゆる暴虐が地上に行われているのが見えた。彼らは互いに言い合った。「彼ら(人間ども)の叫び声で、人気のない大地が天の門までこだました。」

神はこの四大天使にそれぞれミッションを与えます。

ウリエルにはノアを指導するように命じます。

「わたしの名によって彼に『身を隠せ』と言え。また、来るべき終末を彼に明示せよ。全地は滅亡するのだ。大洪水が起こって全地に及び、地上にあるものは滅び失せるのだ。いま、彼が難をのがれ、彼の子孫が世々代々生き残れるように彼に指示せよ」と。

面白いことに、時系列的には、この時、まだノアは誕生していないので、やはりウリエルは未来にも行くことができる時間超越者ぽいです。

他の三名へのミッションですが、

ラファエルには、主犯の一人アザゼルを逮捕して、投獄して、苦痛を与えるよう命令。

ガブリエルには、不義の子、つまり巨人たちを滅ぼすように命令。

そして、ミカエルには、次のような恐ろしい命令を下しました。

「シェミハザとその同輩で女たちとグルになり、ありとあらゆるけがらわしいことをして自堕落な生活をした者たちにふれよ。彼らの子孫が斬りむすんで果て、愛児の滅亡を見たら、彼らを七〇世代、彼らの審判と終末の日、永遠の審判が終了するまで、大地の丘の下につないでおけ。(略)

すべての快楽の(とりことなっている)魂と、寝ずの番人の子孫を滅ぼせ。彼らは人間に乱暴を働いたから。

(略)きみは地上の一切の暴威、暴虐を一掃し、いっさいの罪、不敬、地上に行われるすべての穢れたものを除き、こういったものを払拭せよ」

つまり、ミカエルには地上の一掃と、反逆者シェミハザ一味への過酷な懲罰。

というように、寓話にしては妙に具体的です。

創世記には「神はご自身にかたどって人を創造された」と記されていますけど、そうすると、「神」は人間のような姿をしていたのかと、なりますよね。

もともと地球外の存在が、遺伝子工学を使って、人間をはじめとする様々な動植物をつくって繁殖させる実験をしていたのかもしれません。

その研究施設がエデンの園という訳ですね。

しかし、現地支部が統制を外れたせいで、正常な繁殖に失敗してしまい、結局は人工災害で丸ごと消去することにした・・・と、そんなふうにも読み取れます。

ノアはこんな容姿をしていた

こうして、世界は滅ぼされることになりました。

神から種人として選ばれたエノクは、天使ウリエルから「天の板に書いてあることをよく見るがよい」と言われて、次のように回顧します。

「わたしは天の板を全部観察し、書いてあることを全部読み、全部理解し、その板、そこに書いてあるいっさいのこと、人間と地上に住むすべての肉の子の行為を、未来永劫まで読み取った」

今風にいえば、アカシック・レコードにアクセスしたのかもしれません。

エノクは、息子メトセラに何もかも知らせるようにと、言われます。

というわけで、彼は「わが子メトセラよ」と、この世界の真実と、これから起きる出来事などを書き記します。

また、それらを一族の者たちに教示するために、みんなを集めるように、メトセラに命じます。そして、くどくどと語ります。

 

さて、全部で108章あるエノク書の、ほとんど最後のほう、第106章のところで、「ノアの容姿」が出てきます。

エノクの孫のラメク夫妻の間に男児が生まれます。

「彼の身体は雪のように白く、またばらの花のように赤く、頭髪、(ことに)頭のてっぺんの髪は羊毛のように白く、眼は美しく、彼が眼をあけると、それは太陽のように家中をくまなく照らし、家全体がいよいよ明るくなった。彼は、産婆の手を離れて立ち上がると、口を開いて義の主を賛美した。父のラメクはこれに恐怖をおぼえて逃げ出し、父メトセラのところをたずねた。」

ラメクは、「人間には似ても似つかず、天使たちの子に似ていて(略)わたしの子ではなく、み使いが父親ではないか、という気がします」と父に言います。

で、息子の頼みで、メトセラは、み使いと一緒に住んでいる父エノクのもとを訪ねて、子供のことを訊きます。エノクは言います。

「主は地上に新しいことをなさろうとしておられる。(略)大いなる滅亡が全地に臨み、大洪水が襲い、大いなる滅亡が一年間臨むであろう。お前たちのところに生まれたその子は地上に生き残り、彼の三人の子もいっしょに助かるであろう。地上の全人類が死ぬとき、彼とその子らは助かるであろう。ところで、お前の息子ラメクには、生まれた子はまさしく彼の子だ、と知らせてやれ。そして、その子の名はノアとせよ」

以上のエピソードから、天使がどういう外見をしていたかも、推測がつきます。

いわゆるアルビノっぽい外見をしていたようです。

いずれにしても、ノアの容姿まで詳しく記録されていたのは驚きです。

以上、ありがとうございました。

追記:無断盗作者への忠告

すべてのブロガー・ユーチューバーに言っておきますが、

私のサイトから引用するなら、ちゃんと出典を記さないと、刑法・著作権法違反になりますので。

しかも、自身の創作部分が「主」であり、引用部分が「従」の比率にならないと、やはり同法違反です。

人の創作物を、黙って、自分のコンテンツにしたら、それは泥棒と同じです。私のコンテンツを、ほぼ丸写しして、自分の創作に見せかけているような人がいますが、それは「著作者人格権侵害」にも当たり、完全に刑法に触れる犯罪行為ですので注意して下さい。

作家が他の作家の文章を無断で載せたら大問題になるのと同じです。

そういう人がたくさんいます。

界隈では誰もが知っている「さる都市伝説系大手YouTubeチャンネル」は、それで私とトラブルになり、相手は内々で責任を取る羽目になりました(*名前は明かさない約束で決着しています)。

私も(時間が惜しいので)そんなことはしたくありません。

社会常識はわきまえましょう。

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