「奇跡のりんご農家」こと木村秋則さんのことは、皆さんもよくご存知だと思う。その木村氏が実は超常体験をしていた事実は、過去にトカナでも取り上げている。
木村氏はその著書『すべては宇宙の采配』(東邦出版)の中で数々の不思議体験を記しているが、中でも驚くのがグレイタイプのエイリアンに連れ去られたというエピソードだ。
しかも、彼のUFOアブダクション体験は妄想でも何でもなく、極めて信憑性が高い。
第一に、りんご農家として有名になった木村氏にとって、あえてこの種の実体験を世間に公表することは、メリットよりもデメリットしかないことだ。
第二に、木村氏はUFO内でエイリアンから動力源となる超ウラン物質を見せられているが、それがエリア51でUFOの動力源の研究をしていたボブ・ラザー博士の証言と完全に一致する。
第三に、木村氏はUFO内で同じくアブダクションされた白人女性を目撃しているが、その女性がのちに日本のテレビ番組の取材を受け、「メガネをかけた東洋人の男性がいた」と証言している。
以上の根拠から、木村氏の体験は真実だと考えてもよいのではないだろうか。
さて、ここで取り上げたいのは、そのUFO内で、木村氏がエイリアンから「地球のカレンダー」なるものを見せられた、というエピソードである。
実はそのカレンダーにはある特徴があったという。なんと、ある特定の日付でプツリと終わっていたのだ。そしてその先が無かった。
不可解に思った木村氏がそれについて尋ねると、エイリアンは無常にも「最後の数字で(地球は)終わり」と告げたというのだ。
おいおい、他人事だと思って、簡単に言うなよ、このエイリアン野郎がっ!
という憤りは、とりあえず横に置いておくとして、これは物凄いエピソードではないだろうか。なぜなら、かのイエス・キリストでさえ「終わりの日」については、聖書でこう断言しているからだ。
「その日、その時は、だれも知らない。天使たちも子も知らない。ただ、父だけがご存知である。」(マタイ24・36)
つまり、この日付は、聖書時代には「神しか知らなかった人類最大の秘密」なのだ。それを木村氏が知っている、あるいは知らされている、ということになる。
イエスの時代から二千年の時が過ぎ去って、ついにその「終末の具体的な日付」がある特定の人物に対して告知された――われわれ平凡な市民はこの衝撃の事実をどう受け止めればよいのだろうか。
一つには、やはり木村氏がそれに値するだけの人物ということだろう。彼が精神面で優れた人間でなければ、このような秘密は決して明かされることがないと思われるからだ。そしてもう一つには、その危機が差し迫っているからとは推測できないだろうか。
木村氏はその日付については話せないとしつつも、次のように記している。
「遠い未来の話ではありません。いえるのは、時間がないということだけです」
2016年6月28日「トカナ」掲載
(*題名・見出し等は少し変更してあります)
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