同じ津波の夢を三度見た話をする

3.11の時、津波の第一波が岩手県宮古市の防潮堤を越えた瞬間。Photograph by Jiji Press

以前に「一度だけ予知夢を見た」という話をした。

私が未来を見た日
私は『トンデモ予言者大集合』(KKベストセラーズ)の「あとがき」の中で、「超常現象を全否定しているわけではない」として、次のように記した。 (前略)ここで怪しげなものを取り上げて野次馬的に笑ったり、...

実は、より正確を期すと、これは「夢の内容が現実化することによって予知夢と確認することができた事例は一度きり」という意味である。

これが一つのきっかけとなって、「もしかして人が未来を見ることもあるのでは?」と私が疑うようになったことは拙著でも記した通りである。

それはともかく、「もしかして予知夢ではないか」と疑っている“候補”なら、実は、他にも幾つかあるのだ。まだ現実化していないため予知夢と断定できないにすぎない。

その中の一つが「巨大津波の夢」である。これは比較的近年に見た。

実は、私は十年ほど前から、たびたび地震や洪水の夢を見るようになった。しかも、それはほとんど都会が舞台だ。東京が一面水浸しになっている夢や、地下街で地震に遭遇する夢、街で洪水に襲われて間一髪助かる夢など、妙に恐ろしいものが多い。

もっとも、私は文字通りそれを「ただの夢」として片付けてきた。今でも、必ずしも予知夢だとは思っていない。というのも、経験上、人の恐れや強迫観念が夢として現れ易い事実を知っているからだ。

たとえば、朝方、トイレが近いだけで、トイレを探す夢を見たりする。嫌いな人や嫌いな仕事は、それゆえに夢の中に現れる。以前に二週間の断食をした時は、食べ物への執着から、毎日のように何かを食べる夢を見たものである。

これは他ならぬわれわれ自身の脳が夢の世界を創造しているからだ。それゆえ恐れや強迫観念以外にも、願望などの「こだわり」が夢に反映されやすい。人はこうしてほぼ毎日のように夢の世界を創造し、その中で戯れる「擬似体験ゲーム」をやっている。

一方で、以前の記事でも述べたように、それとは別個に「未来のビジョン」を見ることもある。同じ映像でも、どれが“自作”で、どれが“客観”なのか、区別は難しい。

それをお断りした上で、以下の「夢」の話をしたいと思う。

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それは都市に泥流が押し寄せているビジョンだった

数年前のことである。あの3・11からほぼ一年が経過した頃、私は再び特異な夢を見てしまった。それは都市が黒々とした泥流に飲み込まれている光景だった。それだけならまだしも、同じ夢を立て続けに三度も見たのだ! これは人生でも始めての経験だった。

しかも、非常にリアルで鮮明な映像だった。こういうのを「明晰夢」と呼ぶらしい。それゆえ、私はこの夢を、普段の夢とは区別して考えねばならなくなった。

津波に飲み込まれているのは明らかに大きな都市だった。正直言うと、今でもどこかは分からない。ただ、そこは一つのブロックに5~10階建て前後の雑居ビルが密集しているという、いかにも日本的な都市の景色だった。それが見渡す限り、黒々とした泥流に覆われていた。建物と建物の間には激流がほとばしり、所々で渦を巻いていた。これは津波が襲来した瞬間ではなかったが、その直後の光景であることは疑いなかった。

イメージ

私はいったん目を覚ました。もの凄い寝汗をかいていた。

当初、私は例によって「強迫観念の夢化」だろうと考えた。というのも、ちょうどその少し前、テレビや動画サイトなどで、3・11の記録映像をたくさん見ていたからだ。そのせいで夢に出てきたに違いない、と自分を納得させた。

ところがである。私はしばらくの間、起床してインターネットなどをしていたが、睡眠が十分でなかったため再び眠気に襲われ、ベッドに横になった。すると、先とまったく同じ光景が再び脳裏に現れたのである! 私は夢の中でそのことを自覚すると同時に、自分が高層ビルの上層階にいて、窓から街を見下ろしていることに気づいた。

しばらくして、また目が覚めた。その時には「どうやらこれは3・11の光景ではないらしいぞ」と直感していた。しかも、まだ漠然とだが、これはそう遠くない未来の光景ではないか、日本のどこかの都市が津波に襲われている光景ではないか、という気がしていた。

それから不安な何時間かを過ごして、私は再び眠りについた。

なんと、またしても同じ光景が夢に現れた! さすがに三度目ともなると、「これは近未来の光景である」という思い付きが、ほとんど確信へと変わっていた。

悪夢が覚めた時、私は大量の汗をかいていた。そして、超自然的な直感から「これからの日本は大変なことになる!」という強い危機感を覚えた。

もちろん、これが“予知夢”かどうか、まだ分からない。なにしろ、まだ実現していないのだから。今でも「単なる夢」だったらいいなと思っている。

しかも、仮に予知夢だとしても、場所も時期も特定できないのだから、ほとんど何の意味もない。ただ、街の様子がいかにも現代風であることから、近い将来であることは間違いない。また、妙に薄暗かったのも印象に残っている。夜ではなかったが、空は暗い鉛色をしていた。しかも、海水がやたらと黒かったのも不気味だった。

このように、情報としては役に立ちそうにもないが、相当気味悪い体験であったことは確かである。それだけに未だに引っかかっている。

ところで、近年、似たような夢を多くの人が見ているらしい事実を知った。実は、黄金金玉の玉蔵さんも、以前にそういう夢を頻繁に見ていて、最近見なくなったと言っていた。私も最近は地震や洪水の夢をパタリと見なくなった。

そういえば、1912年4月のタイタニック号沈没の際も、事前に予知予感していた人々がたくさんいたらしい。同種の“災害予知夢”が集団的に見られている場合、やはりそれだけ強い警告性を帯びていると解釈したほうがいいのかもしれない。

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