世界一恐ろしい予言書「第四エズラ記」(3/3・世界の寿命編)

予言・予知




みなさん、こんにちは。

超常分野研究家のTAKAです。

いよいよ「第四エズラ記」シリーズの最終回「時の秘密編」です。

パート1と2をまだ見ていない方は、先にそちらの方からご覧下さい(でないと意味が分かりません)。これから述べることは、世界最高の秘密と言えるかもしれません。これを知ったら、後に戻れなくなる可能性があります。

私が「第四エズラ記」をして「世界一恐ろしい予言書」と思ったゆえんです。

何でも知ればいいというものではない。

余計なことを知らないほうが人間は幸せなこともあります。

それは、我々がいる世界の「寿命」についてです。



来るべき楽園と不死の時代

まずここから始めます。世の終わりは「新しい世の始まり」でもあるんですね。

私は今まで「全人類が滅亡する」と言ったり、書いたりしたことは、ただの一度もありません。もっとも、勝手にそう誤読して、その己の錯覚を元に批判してくる者はいますけどね。私の終末論はあくまで、一部の人は生き残って地上天国に到達するというものです。

ところで、前回のパート2で、地に住む人々、つまり我々が「生涯死を味わうことなく天に受け入れられた人々」を目撃することになるだろう、という天使ウリエルの予言を紹介しましたが、驚くべきことに、私たち自身もそうなると予言は言うんですね。

今の世は到達点ではないのだ。(略)裁きの日はこの世の終わりであり、来るべき不死の時代の始まりとなる。その時には、腐敗はもはやなくなる。放縦は解消し、不信仰は断たれ、正義が成長し、真理が現れる。」

「あなたたちには楽園が開かれており、生命の木が植えられ、来るべき時が備えられて、豊かな富が用意されており、都が建てられ、安らぎが保障されており、恵みが全きものとなり、完全な知恵が与えられる。悪の根は、あなたたちに近づかないように封じられ、病は消え去り、死は姿を隠し、地獄は遠ざかり、腐敗は忘れ去られる。悲しみは過ぎ去って、最後に不滅の宝が示される。」

聖書の初めにある「創世記」からすると、これは凄い記述なんですね。

なぜなら、アダムとイブがエデンの園から追放された理由は、園の中央にある「命の木」から実を食べて永遠に生きる者となることが許されないからですよ。不死はダメだといって、楽園から追放されたんですよ。

今度は逆に、命の木が植えられて、不死もOKなんですよ。

信じ難いことに、病気が無くなるどころか、肉体的な死もなくなるらしい。あくまで預言はそう言っている。

ちなみに、あの日月神示も、人間が「半霊半物質」の身体になると預言している。

で、この地上天国に到達できない人は、自分で選んだと、天使は言うんですね。

「彼らは自由を与えられていながら、いと高き方を侮り、律法を軽蔑し、その道を捨てたのである。その上、彼らは義人を踏みにじった。そして心の中で、神はいないと言った。こんなことをすれば死ぬと知っていながらである。(略)

いと高き方が人の滅びを望まれたのではなく、造られた人々自らが、自分たちをお造りになった方の名を汚し、今の命を与えてくださった方の恩を忘れたのである。」

ま、今流行りの言葉でいえば「自己責任」でしょうか。

メシアが現れるのは「失われた十支族」の中からか?

さて、神はエズラに対して全部で「7つの幻」を見せます。

エズラが断食して修行するたびに、一つの幻(=秘密)が開示されていきます。だから後になるほど凄い秘密ということですね。

で、第六の幻がメシアに関するもので、第七の幻が時間に関するものです。

この七番目こそ、最後にして、究極の秘密です。

前置きしたように、これは、覚悟のない人は、知らないほうがいいと思います。

では順番に述べていきます。まず第六の幻から。

エズラは、海の中から天の雲と共に上ってくる人物を夢に見ました。しかも、なぜか群衆が彼に襲いかかります。しかし、彼は何の武器も取らず、口から炎や嵐を吹いて、群衆を焼き尽くし、灰にしてしまった。

神自らエズラにその夢の意味を説明します。

「海の深みに何があるかを、だれも調べたり、知ったりすることができないように、地上のだれも、その日まで、わたしの子や、彼と共にいる人々を見ることはできない。これが、あなたの見た夢の解き明かしである。」

この人こそいと高き方が長い間取って置かれた人である。この人は自分で自分の被造物を解放し、残された人々の運命を定めるであろう。」

つまり、海は「未知の居場所」の例えなんですね。そこからメシアがふいに到来すると予言している。その時には人類が互いに争っているらしい。

「見よ、いと高き方が地上にいる人々を救う日が来る。そして、地に住む人々は正気を失うであろう。町は町に、地方は地方に、民は民に、国は国に対して、互いに戦いを企てる。」

この部分はイエスがオリーブ山で描写した終末の光景にとても似ています。

イエスもまた終末のしるしとして「民は民に、国は国に敵対して立ち上がり、方々に飢饉や地震が起こる。」(マタイ24:7)と予言している。神はエズラに言います。

「これらのことが起こり、わたしがさきにあなたに示したしるしが現れるとき、そのとき、わたしの子が登場する。わたしの子とは、海から昇るのをあなたが見た人のことである。 すべての民は彼の声を聞くと、おのおの、自分の国を捨て、互いに戦うのすらやめて、一つに集結し、無数の群衆となって、あなたが見たとおり、彼に戦いを挑むであろう。

しかし彼は、シオンの山の頂に立つ。あなたは山が手によらずに刻み出されるのを見たが、シオンは整えられ、建てられた姿で到来し、すべての人々に現れる。そこで、わたしの子は、立ち向かって来た民に対して、その不敬虔(ふけいけん)を論証する。これが嵐にたとえられているのである。

そして、彼らの前で、その邪悪な思いをとがめ、彼らをさいなむ懲らしめを与える。 これが炎にたとえられている。そして、彼らを律法によって難なく滅ぼす。これが火にたとえられているのである。」

どうやら、無数の群衆が「彼に戦いを挑む」というのは、何も銃を手に取るわけではなくて、批判・疑い・反抗・憎悪などをメシアに対して向けることの「例え」のようですね。だからメシアも、論証とか律法などの非暴力な手段で相手を鎮圧することができるわけです。

ちなみに、世界には、まったく逆の態度を取る群衆も出てくるようです。

「あなたは、彼が別の平和な群衆を自分のもとに集めるのを見た。これはかの九つの部族のことである。彼らはかつてヨシヤ王の時代に、捕囚となって祖国から連れ出された民である。アッシリア王シャルマナサルは彼らを捕虜として連行し、川の向こうに移し、彼らはこうして他国に移されたのである。

しかし彼らは、多くの異邦の民を離れて、人がまだだれも住んだことのないほかの地方に行こうと決心した。彼らは、それまでいた地方では守ることのできなかった掟を、そこで守りたかったのである。」

これは「かの九つの部族」と書いてありますが、いわゆる「失われた十支族」のことですね。彼らは「人がまだだれも住んだことのないほかの地方」へと移住したらしい。

そして、終末になると、メシアが再び彼らを集めるというんですね。

この失われた部族が平和的な群衆で、それ以外の群衆が反抗的というのが、妙に引っかかります。仮に、当のメシアが失われた部族から出てくるとすれば、ある程度理解できます。

さらに、それが非キリスト教国、とりわけ日本だったら、もっと納得できます。

仮に「メシアが日本人だった」となれば、欧米人のクリスチャンなんか皆納得がいきませんから、「なんでジャップがー! 絶対認めん!」と猛反発するでしょう。

欧米人だけじゃなく、韓国人でも「なんでメシアが日本人か!?」と怒り狂うでしょう。

まとめサイト風の題名にしたら、「【衝撃】メシアは日本人だった!! →韓国発狂!!」てなもんですよ。

ただ、意外とユダヤ人はおとなしい方かもしれません。というのも、ユダヤ教的には、今は異邦人としても、元が失われた部族であれば、教義的には矛盾しないからです。

かつてモーセにも示された「時の秘密と時の終わり」

はい、ラスト、とうとう七番目の秘密です。

これを知ったら、もう後には引き替えません。

この予言の最後にも、初めの部分は公にしてもいいが、後のパートは「民の中で知恵ある者」だけに開示すべき、という神様の指示が記されています。

神ご自身も「バカはこの秘密を知らんでよい」と言ってるわけです。だから「第四エズラ記」は、ユダヤの長老によって密教扱いにされたんですね。

はい、「究極の秘密」・・・それは今の世界の寿命です。

天使ウリエルが繰り返し言っていること・・それは、今の世界がすでに老齢期に差し掛かっており、未来に残された時間は少ない、ということです。

エズラはこんなふうに尋ねます。

「これからの時は過ぎ去った時よりも長いのですか、それとも、大半の時はもう過ぎたのでしょうか。なぜなら、わたしは、既に過ぎた時のことは知っていますが、未来のことは何も知らないからです。」

これに対して、天使は、燃え盛るかまどの炎、燃えた後の煙、湿気を含んだ雲と激しい雨、その後に残った滴などの幻を見せ、こう言い放ちます。

「自分で考えてみなさい。雨が滴よりも多く、炎が煙よりも多いように、過ぎ去った時の量ははるかに多い。しかし、まだ滴と煙が残っている。」

こうして、我々の被造世界が終わりに近いことは示されましたが、その具体的な内容は、最後の最後になって、ようやくエズラに明かされました。

第七の幻において、神みずから次のようにエズラに語りました。

「世は既に若さを失い、時は老年期に近づいている。この世は十二の時期に分かれ、既に九つの時期と、更に第十の時期の半分が過ぎている。残っているのは、第十の時期の半分と、あと二つの時期だけである。」

 

これは神いわく、かつてシナイ山のモーセにも示されたことのある「時の秘密と時の終わり」です。

「この世」というのは、ノアの洪水後に始まった今の世界のことです。

ちなみに、パート1で詳しく述べましたが、エズラが預言を授かったのは、今から約2500年前のことです。ここが大事なポイントです。

さて、解読しましょう。

この十二の時期の「一時期」ですが、たとえば、374年とか、791年とか、そういう中途半端な数字なんでしょうか? そうじゃないですよね。やはりキッチリした数字だから区分として成り立つわけです。

では「100年」でしょうか。そうすると、世界の寿命はたった1200年という事になってしまいます。これだと明らかに短すぎて、間違いですね。

では「1万年」でしょうか。ただこれだと、世界の寿命は12万年ということになります。すると、ノアの洪水は9万7500年前の出来事ということになります。

今度は、明らかに尺として長すぎますね。

そうすると、「一時期」「千年」を意味するのでしょうか。これだと、世界の寿命は1万2千年ということになり、人類史的に妥当な長さになります。

世界の寿命は初めから決まっていたのか?

実は、ゾロアスター教ですけども、この世界が誕生してから1万2千年後に終末が訪れるという教えです。ただし、ゾロアスター教の場合、ノアの洪水が起点ではなく、この世界そのものの誕生、つまり宇宙誕生を意味しています。

もちろん、宇宙の歴史が1万2千年というのはナンセンスですが、この世を十二の時期に分けるエズラ記との類似性を感じさせます。しかも、仮に「一時期」を「千年」とすると、長さ自体は一致します。

ただ、そうすると、大変恐ろしい結論になります。

要するに、神様はエズラに対して「残された期間はあと2500年である」と言っているわけです。今から約2500年前に・・・。

つまり、ノアの洪水後を始点とする世界は今まさに終わりを迎えようとしているという結論になります。

実は、これに関連して、他にも、いろいろと気になる情報がある。

世の経綸をしたためた孝明天皇(明治天皇の父)の御宸筆というのがあるらしいんですね。これは、孝明天皇から、そのボディガードを務めた長州藩の旭形亀太郎、さらにその弟子の佐藤紋次郎へと、伝えられたものです。

その玉稿には、なんと「天の立替えならびにノアの洪水から昭和十二年で一万二千年になる。この年から世界の大立替え、大峠が始まる」という陛下の一文があるそうです(出典:出口恒『切紙神示と共に甦る孝明天皇の違勅(予言) 誰も知らなかった日本史』ヒカルランド)。

昭和十二年、1937年でノアの洪水からきっかり1万2千年というんですね。

1937年といえば、盧溝橋事件を契機とする日中全面戦争が始まった年です。第一次世界大戦はほとんど「欧州大戦」だったので、第二次こそが真の世界大戦と言われています。

で、その世界大戦の真の勃発年は、日中戦争が開始された1937年とする歴史家の見方もあります。だからこの年から世界の大立替えが始まるとする御宸筆は恐るべき慧眼です。

私の憶測を言うと、古代イスラエル、古代ペルシャ、古代日本に、同じ「神的領域」から世界の寿命に関する類似の情報が下っていた。ただし、ゾロアスター教では、古代人的偏見から、1万2千年という期間が宇宙の始まりと終わりを意味するというふうに、ねじ曲がってしまったのではないか・・・と、これはただの憶測です。

実は、もう一つ気になる情報があります。奇跡のリンゴ農家の木村秋則さんのUFO事件と地球カレンダーについては、ファイル28と29で触れました(*動画は削除済み)。

木村さんは、最初に幻を見せられます。その中で、ソクラテス似の人物から、宙吊りの大きな書版を示されます。それが地球の終わりの日が記されたカレンダーでした。

そして、後に、UFO内でエイリアンから同じカレンダーを見せられます。

今ではすっかり有名になったエピソードですね。

実は、動画を出した後で思い出したんですが、「天の書板」というのが、外典の「ヨベル書」に何度も出て来ます。そこに世界の初めから終わりまでの出来事が書かれていて、モーセは神様からそれを見せられたんですね。

今回取り上げた第四エズラ記でも、モーセをシナイ山に連れて行って「時の秘密と時の終わり」を示した、という神様の言葉が記されています。

エズラもその究極の秘密を教えてもらった預言者なんですね。

もしかすると、木村秋則さんが見せられた地球カレンダーは、この「天の書板」ではないのかと、後から気づきました。その地球カレンダーの終焉年についてはファイル29でご覧ください(*動画は削除済み)。

木村さんはやはり、霊的にはユダヤの預言者の系譜に連なる人物かもしれません。だいたい「幻を見せられる」というのがエズラの神秘体験と同じです。木村さんのいう「ソクラテス似の人物」も、モーセかエズラかもしれません。

以上の二つの情報を是とすると、ノアの洪水後に始まった今の世界(ホピ族やルドルフ・シュタイナーの言う「第四の世界」)の正確な寿命が浮かび上がってきます。1937年でノアの洪水からきっかり1万2千年なら、地球カレンダーの末年は・・・。

つまり、私たちが今いる世界の寿命は「12095年」ということになります。

ノアの洪水という全地球的災害から、次の全地球的災害まで、きっかり1万2千年だと、少し話が出来過ぎていますので、まあ百年弱の「あそび」があるということでしょうね。

そして、その後には「新たな次の世界」が待ち受けている。終末を乗り越えた人間は、新しい感覚が生じて、不死性をも獲得すると、エズラは予言しています。

どうやら、「永遠の昔から聖別された神の地と領域」において新たに始まる「不死の時代」が、もう戸口まで来ているのかもしれません。

以上、ありがとうございました。

 

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