みなさん、こんにちは。
近々、ロシアの動きに変化が起きるという情報があります。
2023年度の2月24日で開戦一周年になりますから、プーチン政権としては、政治的にもそれまでに一応の区切りをつけたいところではないでしょうか。
そして、問題は中国。近年、中国は大量に穀物とエネルギーの備蓄を進めてきました。
これは「兵糧」の確保と考えられます。
あとはいかに台湾と開戦するかですが、習近平的には「相手から先に攻撃してきた」という口実を作ることを目論んでいるのではないでしょうか。
関東軍が満鉄爆破(柳条湖事件)を引き起こして満州事変の大義名分を作り出したように。
戦後の共産中国がいかに侵略的な国家であるかについては、以下の私のkindle本の「試し読み」部分(無料)に詳しく記載していますので、そこだけでも、ご覧下さい。
読めば、共産中国がいかに侵略ばかりしてきた非道国家であるかがよく分かります。
今現在は、世界最大の工業生産国家になったので、脅威は段違いに増しています。
私は過去に「江沢民・胡錦涛という軍歴のない者が二政権も続いたのは、二人を後継者として指名した鄧小平の『これからの20年間は経済で行け』というメッセージなのだ」と記してきましたが、逆にいえば、共産中国史の中でこの間は例外だったわけです。
最近の備蓄関連記事のまとめ
さて、こんな時に限って大地震も重なりそうな気配ですし、過度の心配をしたり恐怖をしたりすることは有害ですが、何もしないのもよくありません。
世の中には、「波動」の高低を意識して、ネガティブなことを考えないようにする、という人がいますが、それこそ「頭≒表層意識」での小賢しい思考であり、心配や恐怖そのものは無くなったのではなく、潜在意識下で抑圧されているに過ぎません。
それを取り除くには、やはり対策という「行動」が必要です。それで安心できて、初めて潜在意識からも心配や恐怖が取り除かれます。
第一に必要なものは水とエネルギーです。
それは以下に記しました。
【サバイバル】最良の飲料水供給システムとは?【水源不要】2022/11/18
水道インフラが長期停止又破壊された時の備え――浄水器と雨水タンク 2022/11/22
ポータプル電源は、容量が大きければ大きいほど良いですが、それだけ値段も高くなるので、経済的制約のある人は、とりあえず小型のものでも構いません。
小さくてもいいから、太陽光パネルとポタ電のセットさえあれば、それだけで停電時の「暗黒の夜」からは十分に解放されます。
今では、LEDライトの普及により、かつての60Wや40Wと同じレベルの照明が、十分の一の電力消費で済みます。
今、私の手元にある、300円で買った「ダイソーのLED電球」は、明るさが40Wながら、消費電力はわずか5Wです。
これなら停電の夜、二つや三つ点灯し放しでも全然オーケーです。
あとは「コンセント付きソケット」を(アマゾン等で)買いそろえましょう。
つまり、ソケットにLED電球を付けて、そのコンセントをポタ電に差し込むだけです。
あとは、上から電球を吊るせば、それで普段の暮らしに近い夜間照明が確保できます。
大半の人は、非常時の夜間照明として「懐中電灯と電池」の装備で済ませていると思いますが、むろんそれでもいいし、それもそろえておくべきですが、しかし、これだと暗すぎて夜間の活動がかなり制約されるのも事実です。
また、電池は一度使ったらおしまいです。
なので、やはり少々値段は高めでも上の装備が望ましい。
さらに、同じ電池でも、やはりダイソーで「充電式電池」と「小型充電器」が売っており、これなら繰り返し使えます(ただ私も使っていますがあまり質がよくない)。
あと、何でしたらダイソーにある「太陽電池付きライト」でもいいかもしれません。
また、エネルギーに関しては、電気だけでなく、
イワタニなどのガスコンロと小型ガスボンベ、さらにそのバックアップとして大き目の七輪と薪を確保しておくと安心です。
私はプロパンガス宅ですが、その上、「小型ガスボンベ48缶入り箱」も買いそろえてあります。七輪はありませんが、いざという時は植木鉢やU字溝が代用できます。薪は敷地に腐るほどあるので(事実地面でたくさん腐っている)困りません。
いずれ、薪で渦パイプを加熱してお湯を作るシステムも自作しようかと思っていますが、この辺になると半自動溶接機が必要で、備蓄だけの話では済まなくなります。
第二に食料です。
これに関しては、米・パスタ等の「主食」と、缶詰・レトルトなどの「おかず」の組み合わせを推奨しています。
とくに「備蓄米」と「スパゲティ」のコンビですね。
それぞれ1100食(乾燥重量100グラム×1100食=110キロ)をそろえ、一日に一食はご飯、一食はスパゲティにすれば、ちょうど3年分になります。
あと、米とパスタが続くと飽きるので、豆類とトウモロコシの缶詰も買いそろえて、時には主食に変化をつけるのもいいかと思います。
もちろん値段は高いですがアルファ米も長期間もつので有効な選択です。
缶詰については以下で触れています。
ロバート・キヨサキも一押しの“缶詰投資” 2022/11/24
備蓄道――なぜアルファ米よりもスパゲティがいいのか? 2022/11/25
実食して分かった“缶詰の「賞味期限」は「消費期限」ではない” 2022/11/26
魚缶の「臭み消し」と飽きが来ないようにするためのスパイス 2022/11/27
パスタソースはレトルトが通常ですが、「瓶もの」もいいです。これでも未開封なら数年の消費期限があります。
お勧めはイタリア産の「アラビアータ・パスタソース」です(*冒頭写真)。
値段的にはケチャップと変わらないのに、中身はサンマルツァーノ種を煮詰めてスパイスしたもので、味も本格的であり、何より野菜接種の代わりにもなると思うからです。
畑を耕さずに(敷地はあるのに)すべて備蓄だけで乗り切ろうという不埒な考えの私なので、新鮮な野菜をどうするかは常に悩みの種ですが、野菜接種としては、トマトのソースと缶詰、そして青汁の粉末でなんとか乗り切ろうかなと思っています。
追加と訂正
非常時の際、スパゲティは最小限のエネルギーで作らなければなりません。
通常は、大量の水を鍋で沸騰させてから、ようやく乾燥スパゲティを投入して、7,8分茹でる形になります。これでは火力を使いすぎ、全然ダメです。
私は実験した結果、以下の方法をおススメします。
まず1食分100グラムのスパゲティを200CCの水で十分浸します。
大盛りなら150グラムのスパゲティと300CCの水になります。
どれぐらいの時間で十分ふやけるかは、スパゲティの直径によって変わります。
限界までふやけたら、その水ごと、鍋に入れます。私はいつも大盛りなので、この時にだいたい170~180CCくらいの水が余っている感じです。
鍋は「フタ付き」にします。
塩少々入れて、浸した水ごと、火にかけます。
少量の水なので、火力にもよりますが、だいたい3~4分で沸騰します。
その蒸気を利用して、フタの圧力下で、さらに1分ほど蒸し上げます。
これで、熱せられたパスタはさらに水分を吸収します。
火を止めてから、しばらく余熱で蒸すことで、完全に出来上がります。
出来上がると、ほぼ水分が飛んでいるか、少し余っている形になります。
言ったように、通常は「大量の水」を沸騰させるところから始めますが、この方法だと「少量の水」を沸騰させたところで、調理がほぼ終わりです。
これで現在、1食2~30円といったところです。
まあいずれ動画にしようかと思っています。
ところで、私は以前の記事で、肉系の缶詰は安いヤキトリ缶一択にしている、という意味のことを書いていますが、最近、よくよくアマゾンを調べてみたら「340グラムで約400円」というポーク缶があったので、さっそくまとめ買いしました(↓)。
いつもスーパーで並んでいる品だけを見て「高い」と思っていたのですが、これならグラム当たりの価格は、ヤキトリ缶と変わらないか、むしろ(ヤキトリ缶はタレが多い分)お得かもしれません。というわけでポーク缶も備蓄対象に入れました。
まあ、原材料のところを見たら、発色剤とか、酸化防止剤とか、ぞっとするような添加物が並んでいますが、その分、賞味期限も長いのでメリットが高いかなと思います。
というわけで、肉類として、ヤキトリ缶と並んで、ポーク缶もよい選択肢です。
その他の物資類
これはまだ私もほとんど手付かずですが、一応、リストは作ってあります。
代表的なものがトイレットペーパーです。
下品で申し訳ないですが、鼻がかめない、ケツが拭けない、というのは、相当な生理的苦痛です。どれくらい備蓄すればいいかは、使用量にかなり個人差があり、又今ではロールの長さも長尺タイプがあったりするので、一概には言えませんが、目安としては「一人につき12ロール入りパックで一か月分」で良いのではないかと。
あとは、歯磨き剤、石鹸、シャンプー、医薬品、衛生用品など、それぞれの人が自分にあったモノ・必要なモノを揃えていけばいいと思います。
しかし、何はともあれ、水とエネルギーの確保だけは、生存において絶対不可欠です。
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