スポンサーリンク

ある仮説――影の政府を動かす理念の正体、そして“それ”はまだ終わっていない

当サイトでは、たびたび「米・イスラエルの背後にいる連中」というような表現で、「影の政府」The Shadow Governmentの実在を臭わせてきました。

世間では、それをロスチャイルド家だとか、ロックフェラー家というふうに見なす向きが強いですが、実態は少し違うんですね。

一族単位でいえば、「影の政府」には数百家族が参画していて、しかもその原型が出来たのは初代ロスチャイルドが登場するよりも、はるかに昔です。ロスチャイルド家はずっと後のほうに出て来て、メンバーに取り立てられた存在です。ただし、世界一の金持ちになってからは「影の政府」の主要なポストにいることは確かです。

また、「影の政府」は決して全世界を支配しているわけではない。対日支配も官僚制と日本語が壁になっているせいで不完全です。彼らの計画もしばしば頓挫します。建前では民主政なので、今のところ大衆支配も間接的な方法でやっています。

実は現在、この「影の政府」の中で、スキャンダラスともいえる非常に興味深い出来事が進行しています。おいおい詳しく述べていくつもりです。

スポンサーリンク
スポンサーリンク



物事は「超権力」が勝手に決めている

さて、2007年、ウェスリー・クラーク将軍は、9・11直後のペンタゴン内に、対イラク戦争と7カ国占領計画が存在した事実を、インタビューで暴露しました。

ウェスリー・クラーク将軍は「影の政府」の存在を言外に伝えていた
「ウェスリー・クラーク元アメリカ陸軍大将 General Wesley Clarkが語る中東問題の真相」の衝撃 ウェスリー・クラーク将軍といえば、2007年3月の次のインタビューで一躍有名になりまし...

それは2001年から5年以内に、イラクからスタートして、スーダン、レバノン、リビア、ソマリア、スーダン、イラン・・・と、順番に打倒していく計画でした。

驚くべきことに、NATO軍の欧州最高司令官だった人物でさえ、このような大きな戦争計画を、事前にまったく知らされていなかったんですね。

で、クラーク氏は、たぶん自分が蚊帳の外だったことへの半ば当て付けとして、非公式な決定や計画の存在を暴露しているようです。

そして、このような強硬な軍事戦略が頓挫すると、ネオコンはいったん後退させられ、次策として国務省・CIA主導の「アラブの春」戦略に切り替わりました。2017年になってみると、結果として当初の目的がほぼ達成されたことが分かります。

このように、世界支配層が裏で勝手に決めているわけですから、日本の「表」の国際情勢の専門家の中で事態を真に理解している人がいないのも当然の道理です。

世界で起こっていることを真に理解するための「ある仮説」とは?

もちろん、こういったプロジェクトは、9・11直後に突然決まったわけではありません。実際には、冷戦終結の頃から計画されていたことでした。

今、日本と世界で本当に「裏事情に詳しい」専門家は、だいたいこの辺りまでは辿り着いているようです。ただ、ちょっと偉そうな表現になりますが、事態の全容をズバリと指摘した人は、まだいないようです。1992年ペンタゴンの防衛計画指針“the Defense Planning Guidance ”ですら、巨大な計画の、ただの一修正プランなんです。

もちろん、私は専門家には遠く及ばない人間です。ただ、私の立てている仮説は、その事態の本質を理解する上で、一定の助けになるのではないかと自負しています。

それは、実は「シオニズムがまだ継続している」という仮説です。

私たちは、教科書的な歴史で、シオニズムとはパレスチナ地方にユダヤ人国家を建設することであると教えられてきました。最大限引き伸ばすとしても、1967年の第三次中東戦争によるエルサレム旧市街の回復をもってシオニズムの目的は達成された、と。

だが、これは「狭義のシオニズム」ないしは「表のシオニズム」にすぎないというのが私の考えです。実は「広義のシオニズム」ないしは「裏のシオニズム」があるはずだ。それに関するヒントの意味で書いたのが以下でした。

国連創設の真の目的が隠された「イザヤ・ウォール Isaiah Wall」
前8世紀の大預言者イザヤは、当時、南北に分かれたイスラエルにあって、将来の国家滅亡を予言したとされている。ただし、彼のアッシリア侵攻やバビロニア侵攻の予言は後代に付け足されたものだという批判的立場の主...

そう、シオニズムの真のゴールは「パクス・ユダエウス=ユダヤによる平和」(Pax Judaeusなんですね。彼ら自身は、分かる人には分かる仕掛けにしています。その途上に「大イスラエル構想」“The Greater Israel projectが存在している。

表のシオニズムにすぎないバーゼル綱領

だから、シオニズムはまだ道半ばなんです。まだ全然、中間地点です。冷戦後のアメリカ一極支配路線すら、そのためのラクダの背乗りでしかないんです。

このことは国際情勢をいくら勉強しても分かりません。というのも、信仰とか宗教のレベルの話になるからです。私はたまたま旧約聖書を知っているから、この仮説が頭に浮かんだわけです。そしてこの仮説で見ると、事の本質がだいたい分かるわけです。

複数の目的を兼ねているが、核にあるのはやはり・・・

この「大イスラエル構想」――シオニストにとっての本来の約束の地――を核として、中東地域をNWOに取り込む「大中東構想」(The Greater Middle East project)が存在している。その構想が最初にあって、それを実現するための手段として2001年の「9・11テロ事件」が引き起こされたわけですね。つまり、9・11を受けて対イラク戦争に始まる「大中東構想」がスタートしたわけじゃない。因果関係が逆です。

たしかに、よく言われる石油利権や軍産複合体利権もあるでしょう。しかし、それはサブ目的であって、メインはやはり将来の世界政府の礎を作ることなんです。

真の原動力になるのは、やはり物質的なものよりも「理念」です。

内部対立を誇張して見てはならない

ちなみに、「影の政府」The Shadow Government内部の路線対立もあるようです。しかし、この対立を過大に見るべきではないというのが私の考えです。しばしば両者の血みどろの抗争というふうに誇張されていますが、これは誤解です。言ってみれば、同じ会社内の揉め事と同じ現象が世界支配層でも起きているだけの話です。

企業に勤めている人ならよくご存知のことですが、社員はみんな同じ組織のメンバーで、「会社の売上げを伸ばす」という目的も共有しています。ところが、その目的を実現するための手段において、必ず揉め事が生じます。個々の利害対立やセクション同士の対立も起きます。しかし、それが起きたからといって、別に会社が分裂するわけでも、目的が変わるわけでもありません。単に人間集団に付きものの悪弊であるだけです。これと同じことが、世界支配層でも常に起こっているだけの話です。

世界を完全に手中に収めるという彼らの目的が変わったわけでも、分裂して互いに殺し合いをしてくれるわけでもありません。世界地図そのものを大幅に書き換えるという計画は依然として進行中です。それは中東地域から、黒海の北側・東側の旧ハザール領土、そしてカザフスタンにまで及ぶ、にわかには信じ難いプランのようです。

私の調査で、どうやらそういう一大プランの存在が浮かんできた。しかも、「影の政府」内部で「ある激変」が進行している。追って報告していきます。

スポンサーリンク
スポンサーリンク