イスラエルの偽旗作戦? 目的はガザ地区の完全併合か?【謀略】

中東




(*これは2023.10.10にYouTubeにアップした動画の文字版です。イスラ関連の動画が収益化不承認の理由と推測されたため、YouTubeチャンネルからやむをえず削除した次第です。その文字起こしであることをご承知下さい)

つい先日、ハマスがイスラエルを奇襲攻撃しました。それにより、イスラエル側に多数の被害者が出たため、ネタニヤフ首相がハマス側に対して「宣戦布告」しました。

イスラエル軍は現在、ガザ地区を空爆中ですが、すぐに地上侵攻するそうです。

今回の戦争に関して、すでに国際問題や軍事の専門家が多数解説していますが、私は超常分野研究をしている陰謀論者(笑)なので、あくまで「陰謀的な視点」から解説したいと思います。陰謀論的には一般のアカデミックな国際問題解説とは全然違う見方になります。

結論から言うと、ネタニヤフ政権の真の目的は「大イスラエル建国」であり、そのためにはどうしてもイランを打倒しなければならないと考えているのではないか。

そして、今回の出来事は、その対イラン戦の前哨戦ではないか、というのが私の仮説です。

今回の出来事ですが、ハマスには多数のモサド要員が潜入しています。国防軍系の情報部員も潜入しています。そういったイスラエルのスパイは、ハマスの幹部クラスにまで浸透していると言われています。したがって、今回の奇襲作戦において、ハマスが5千発ものロケット弾を用意して、一千人の戦闘員を動員しましたが、

イスラエル側が事前に気づかなかったはずがない、というのが私の見方です。

もう絶対にありえないです。5千発ものロケット弾を地下製造するのに、どれだけの鉄と火薬と人手と期間がいりますか、という話です。イスラエルの情報部員が事前に察知できないことはありえないです。このことから、二つの可能性が考えられます。

第一に、イスラエル側は、ハマスの動きを逐一知っていながら、あえて阻止せず、作戦をやらせた、ということ。

第二に、この作戦自体がそもそもイスラ側の発案であり、ハマス上層部に食い込ませたエージェントを使って攻撃をやらせた、ということ。

ルーズベルトが真珠湾攻撃を知っていて、あえて止めずに日本軍にやらせたという説がありますが、それと似た面があります。要するに、イスラエル側のオペレーションなんですね。

先にハマス側に殴らせて、ユダヤ市民の中から一定の犠牲者を出すことで、「イスラエルは被害者だ」と国際社会に宣伝することができるんですね。

そして、相手から先に手を出した、相手が先にユダヤ人の女子供を殺した、ということで、報復を正当化できるわけです。しかも、ハマスの戦闘員が欧米人を大量に誘拐しました。これで処刑でもしようものなら、イスラエル的には、欧米世論を完全に味方につけることができます。欧米大衆もハマスを敵だと見なすようになります。今回は「反イスラエル派」も、「人質を見殺しにするのか?」と言われて叩かれて、立つ瀬が無くなるでしょう。

イスラエル的には、これで戦争の大義名分ができます。後顧の憂いなく、ガザ地区を猛爆撃して、地上侵攻して、パレスチナ人の住居を破壊することができるわけですね。

しかも、平行して、ガザ地区の食糧・水道・電力・石油の供給を遮断して、パレスチナ人が生きていけないようにする。すると、彼らはガザ地区を出て、もう難民になるしかない。

少し前から、国連と欧米から、日本に対して、凄まじい「難民受け入れろ」圧力が来ています。要するに、ユダヤ的には、これから大量のアラブ系市民を中東地域から叩き出す予定だから、その受け皿となる国が必要ということなんですね。

彼らは前々から計画しているんですよ。シリア内戦の時もそうでしたね。当時、ドイツをはじめとする欧州各国が大量の難民受け入れをやらされた。あれの本当の受益者は、実はイスラエルなんですよ。将来、シリアを侵略して併合したいから、今の内からアラブ人を追い出して減らしておこう、という、そういう深慮遠謀なんですよ。

今回のガザ紛争も、裏目的は「ガザ地区の完全併呑=正式国土化」であり、そのために数百万のパレスチナ人が邪魔だから追い出したい、というのが事の本質だと、私は確信しています。

ただ、「国際世論」というものがあるから、ナチスみたいな真似はできないので、あくまで「向こうから先に攻撃してきた」「我々ユダヤ人は被害者である」「我々の報復は正当である」というふうに見せかける必要があった、ということなんですね。

しかしながら、「ガザ地区の完全併呑」は、あくまで“期近”の戦略目的に過ぎない、というのが私の考えです。それは単に「布石」に過ぎないんですね。

本当の目的は、ここから本格的な中東戦争を引き起こすことである、というのが私の見立てです。ここから予言も絡んで来る本当の陰謀論になりますが、パート2・パート3にゆずります。

(*2024.5.11付記。以上は7カ月前の見解ですが、今見ると、だいたい当時予測した展開になってきていると思います。ただ今回は想像以上に国際社会が猛反発しており、ネタニヤフの国内支持も低下しているので、シオニストの思惑通りに行くか否かは予断を許しません。)

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