みなさん、こんにちは。
バルカンのノストラダムスと欧米で称されているブルガリアの盲目の予言者ババ・バンカBaba Vanga氏については、すでにご存知と思います。
最近、このババ・バンカ氏の次のような予言が話題になっている。
「第44代大統領はアメリカ最後の大統領である。」
「経済危機により第45代大統領就任は阻まれる。景気は不安定となり、アメリカ国内は北と南で衝突が起こるであろう。」
【海外発!Breaking News】「ドナルド・トランプの就任前に何かが起こる」 ババ・バンガの不吉な予言 - ライブドアニュースブルガリア人預言者ババ・バンガ氏が、不吉な予言をしていたようだ。「オバマ氏はアメリカ最後の大統領になる」という言葉を残していたという。これまでの予言の的中率は85%で、ロシア政府も信頼していたと言われている
元ネタは欧米のタブロイド紙で、検索するとたくさん出てきます(笑)。
すぐに思い出したのが、私が先月にトカナで書いた記事です。
その記事は、ゾロアスターの秘法によるパーべル・バーブロビッチ・グローバPavel Pavlovich Globa氏の予言に関するものでした。
(Pavel Pavlovich Globa/Па́вел Па́влович Гло́ба氏)
この記事の最後で、私は次のように述べました(傍線は今の筆者)。
最後に、アメリカに関するグローバの予言に触れておきたい。新聞記事では「第四十四代大統領はひどい目にあい、もはや二十一世紀はアメリカのものとはならない」で終わりだが、五島勉氏が入手した本多記者の取材テープには次の「未公開部分」があった。
「これは彼が、とても重大な事件に巻き込まれるという意味です。それは経済的な大事件で、アメリカはそのとき、経済上の大危機におそわれるのです。このため、アメリカはなんらかの意味で二つまたは南北に分裂するほどの痛手を受けます」(同書P56.57)
それで「21世紀はアメリカのものとはならない」というのである。しかも、中東情勢も何らかの形で絡んでくるという。いったい“経済上の大危機”とは何か?
第44代大統領といえば現オバマ氏だ。そして任期はあと数ヵ月。果たして……。
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と、ご覧のように、両者の予言はほとんど一致しています。
両者とも、オバマ大統領の任期が切れる2017年1月20日までに「何らかの経済的なクライシス」が起きること、その結果として、アメリカが南北に分裂してしまうことを予見しています。
バルカンのノストラダムスとゾロアスターの秘法の一致が意味するものとは・・・
現在、ドナルド・トランプ氏の次期大統領当選後、全米各地で暴動が発生してます。ニュース映像などでその様子をご覧になれば分かると思いますが、デモ隊にはヒスパニック系が多い。堂々とメキシコ国旗をふっている人も少なくありません。日本のメディアには、これが意味するところをちゃんと指摘しているものは、私の知る限り皆無です。
実は、カリフォルニア・アリゾナ・ニューメキシコ・テキサスの4州は、もともとメキシコ領土だったんですね。それを19世紀半ばにアメリカが侵略して強奪したんです。
今回の動きの底流にあるのはその歴史です。その説明をしている人がいない。
つまり、トランプ氏は「300万人のメキシコ不法移民を追放する」と公約していますが、当人たちにしてみれば「ここは元々おれたちの領土じゃないか」という意識です。
「”不法移民”はおまえらアメリカ人のほうだろ!」という話です。
だから、追放される予定の、この300万の人たち、そして合法・非合法とわず、すでに南部各地に住み着いているヒスパニック系の人たち。彼らが「何かのキッカケ」で決起する可能性がある。もっとも、事態はもう少し複雑なので、その辺は別記事にします。
おそらく、経済的な事件とは、NY株の大暴落ではないでしょうか。しかも、この事件自体、たとえば大規模テロとか、日本の大震災とか、別の出来事の誘発として起きるのかもしれません。いずれにしても、もともとの歴史・現在の暴動に加え、経済的にも恐慌に陥ることで、アメリカはほとんど内戦のような状態に突入するかもしれません。あれだけ一般に銃が普及していると、市民もすぐに民兵化するでしょう。
すると、大暴動→FEMA(フィーマ:連邦緊急事態管理庁)の統制→それに対する抵抗運動の勃発→さらなる弾圧→虐殺事件→州政府・州軍が民衆側につく・・・という形で、連邦政府に対する分離独立の動きが始まるかもしれません。
つまり、オバマ大統領が現在のアメリカ合衆国の最後の大統領かもしれない、ということです。そして、トランプは大統領に就任するとしても、それはもはや以前のアメリカとは違う可能性があるということです。
たとえば、アメリカ合衆国を自称しても、実質は「北部連合」大統領とか・・・。
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